「九鬼先生、これ」
「ん?チョコレート」
「はい!今日バレンタインっていって、お世話になってる人に
 チョコレートを渡す日だってトーニャから聞きました」
「…お世話になってる人な…(このバカ弟子)」
「何か、会長と虎太郎先生にも渡したんですが変な顔されまし
 た、俺なんか間違ってますか?」
「いや…まぁ確かにあの2人にはお世話になってるから渡す義
 理チョコであってるな」
「義理チョコ?」
「双七、それ渡せ」

莫迦弟子からチョコレートを貰う。
甘い物は疲労回復に必須だ。
だが今日はそうじゃなく…

パリッ

貰ったチョコレートを口に含む。
部屋に甘い匂いが広がった。

「双七、お前も食べるか?」
「え、あ、でもそれ先生にあげた物だし…」
「遠慮するな」
「え?っ」

口にくわえていたチョコを双七の口に入れる。
そのまま口を重ねた。

「んっ…」
「今から本当のバレンタインの意味を教えてやる」
「えーと…本当のって、やっぱり俺なにか間違って?」
「まったく、お前といると飽きないな」

夜はまだ長い。

駄文です;;
なんだこの甘いの!?
スミマセン;;